心の師

2019/03/21



昨日書類整理をしていたら、いくつかの宝物を発見しました。

写真は私の外食人生の中で一番学ばせていただき、影響を受けた方の直筆の対策書です。

この方は職人の方に振り回される居酒屋から、オリジナルで美味しい料理がリーズナブルな値段で食べられる活気ある居酒屋を作り上げて、居酒屋を初めて一部上場企業に育てた方です。

またいまでこそ週払いや日払いのシステムが飲食店に入って来ていますが、30年以上前からこの企業には週払い制度が導入されていました。

指標は割烹で食べられる料理を居酒屋プライスで。

そして当時荒かった居酒屋の接客から明るく元気な接客に作り変えて行きました。

常に言われ続けていたのは、お客様の数(どれだけ実力で支持されているか)、商品のオリジナル、接客の質(店内の雰囲気作り)

対策書を久しぶりに拝見して、当然ですが今でも充分通用する考え方だなぁとつくづく感嘆しました。

外部から見ていた方には残念ながらあの凄さは理解できないと思います。

内部でご一緒したから分かるあの情熱を、僭越ながら引き継がせていただいて、お伝えして行きたいと心から思いました。

飲食業は何を教え伝承していくのか?

こういう考え方をしっかり伝えながら、新しい考え方をプラスすることで繁盛につながって行くのだと思います。

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